転職を考えた理由・転職のタイミング
みなさまこんにちは!
横浜市金沢区の人材派遣会社大成ERCのブログ担当佐野です。
2019年になりましたね!
本年もどうぞよろしくお願い致します。
皆さまは初詣には行かれましたか?
我が家は毎年家族で正式参拝をしています。
普段入ることができない本殿の前で、宮司さんが20分程お話をしてくださります。
その後、お祓いを受けて、お神酒をいただきます。
お神酒は未成年者やお酒が飲めない方は、飲むふりだけでも良いとのことでした。
ちなみに私はお酒大好きなので全く問題なしです!
そしておみくじを引いたのですが、なんと『大吉』でした!
さらに驚きなのは、家族全員が『大吉』だったのです!
なんとも幸先のいいスタートとなりました^^
それでは、今回のテーマにまいります。
実は転職活動が活発化してくるのは1月だそうです。
冬のボーナスも入り、長期休暇もあるので、じっくりと今後について考える人が多いのでしょうね。
ということで、今回は『転職を考えた理由・転職のタイミング』についてみていきます。
転職を考えた理由
下の表は厚生労働省が実施した「雇用動向調査」の結果を参考に、退職理由の割合の多い順に並び替えたものです。
一番多い理由が「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」の27.3%です。
・長時間労働(残業時間が長い)
・休日が少ない
・福利厚生や社会保障が充実していない
・仕事の能率が悪い
…など
つづいて「満足のいく仕事内容でなかったから」の26.7%となっています。
これらの理由を見ていくと、決して賃金だけが全てではないということがわかります。
また、転職(退職)理由を考える際に大事なことは「理由はいくつあってもいい」ということです。
厚生労働省の調査でも「3つまでの複数回答」となっています。
そして転職活動の際に注意したいことは、「転職理由」=「退職理由」ではないということです。
転職理由には「前職の退職理由」と「応募先企業への志望理由」の2つが含まれています。前提となるのは「仕事に対してどのようなことを求めるのか」という自分の希望です。
面接の際にはこの点に注意して「それが満たされなかったために退職した」というよりも、「それが満たせるように応募先企業を志望した」とポジティブに変換して伝えるとよいでしょう。
転職のタイミング
転職を考えるようになると、重要になってくるのは転職のタイミングですよね。
中途採用の求人は、3月と9月が最も活発になります。
日本の多くの企業は、4月から上半期、10月から下半期がスタートするため、その時期の入社を見込んで中途採用を実施することが多いからです。
求人が増える時期に合わせて転職活動をすると、希望の求人が見つかりやすいでしょう。
また、希望条件に当てはまる求人を見つけたら、すぐに応募ができるように日頃から応募書類などを整えておくことも大切です。
求人が増える時期は3月・9月ですが、実はベストなタイミングというのは転職の目的ごとに変わってきます。
同じ職種でのキャリアアップを目指す転職
「今の会社での仕事はやりきった!」「キャリアに限界がきた」と感じたときがベストタイミングです。
自分の目指すキャリアや、実現のために取り組んできたこと、これから身に付けた能力をどう発揮していくのか、具体的に考えてみましょう。
もしもこれらがうやむやになっているのなら、まだ転職のタイミングではないと言えます。
他業種へのキャリアチェンジを目指す転職
他業界・他業種へのキャリアチェンジを目指すタイミングは、一般的には「30歳まで」がベストだと言われています。
未経験の業界・企業の文化、風土などの環境に、あまりストレスを感じずに柔軟に適応しやすいと考えられている年齢の目安が30歳で、多くの企業がキャリアチェンジを受け入れる年齢の基準となっています。
「入社後に学ぶべきこと」「入社後に活かせるスキル」を整理してみましょう。
資格を活かしたい
資格取得後に転職活動を開始したほうが有利だと考える方が大半だと思います。
しかしやみくもに資格を取得しても、募集職種に対応した資格でないと採用担当者には魅力を感じてもらえない可能性もあります。
募集職種に対応した資格とは、例えば経理募集なら日商簿記ですし、秘書募集なら秘書検定です。
営業募集ですと業種によって評価対象になる資格は変わってきます。
例えば不動産営業なら宅地建物取引主任者(宅建)、海外営業ならTOEIC、などです。
資格を強みに転職をするなら、応募企業の実務につながる資格を取得してからがベストタイミングとなるでしょう。
しかし、資格を取ったからといって万々歳というわけにはいきません。
応募要項に「実務経験が必要」となっている場合もありますのでご注意ください。
ライフワークバランスを図るための転職
女性の場合、結婚・育児の場面で転職が選択肢に挙がることがあるでしょう。
今の職場が家庭と仕事の両立ができる環境ならよいのですが、もしそうでなければライフワークバランスを整えることは難しいでしょう。
転職のベストタイミングは、育児休暇を取得することを見据え、『出産を考えている時期から1年以上前』と言えそうです。
女性に限らず、男性にとっても結婚・育児は転職を考えるタイミングです。
例えば夜勤の仕事だったり、残業が多いという働き方ですと、家族との時間がなかなか取れないでしょう。
「家族との時間をとれる職場に転職したい」「子どもが産まれたときのことを考え、現職より高給を目指せる会社に転職したい」などの理由で転職される方もいます。
また、女性・男性どちらの場合でも、まずはパートナーや家族との相談からはじめることをおすすめします。
次回は『転職先の決め手・重要視するところ』をみていきます。