注目のお稽古ごと1「プリザーブドフラワー」
派遣で働く人たちの中には、お稽古事をしながら、派遣で資金を貯めて、将来は自分も教室を開きたいと思っている人も、実はかなりいます。
教室を開くまでは考えていないけど、日々の生活の中に潤いが欲しいなあ、楽しそうだからやってみよう!と趣味で習い事をする人もいます。
最近は、様々な教室で体験レッスンが行われているので、気分転換に行ってみるのも、楽しいですよね。そんな、注目のお稽古事を少しずつ紹介していきたいなあと思います。
今回は「プリザーブドフラワー」です。
今では、だいぶ日本でも浸透してきましたが、かつては、「ブリザーブドフラワー!?お花を凍らせるの?」なんて思っている人も結構いました(笑)
そういうお花があってもおもしろいなあとも思うのですが、そうではなくて、「プリザーブド=特殊な加工」をしたお花の事です。
レッスンには、この加工する技術を学ぶものと、すでに加工されているプリザーブドフラワーを使ってアレンジをするレッスンがあります。
今回はアレンジの方のお話です。
主に、ローズが主体ですが、チューリップやひまわり、ガーベラ、ピンポンマムなど種類も増えてきました。茎がなく花の部分しかないので、茎の代わりにワイヤリングをして丈夫にするためにテーピングをするなど、生花とは違う技術を学び、さらに綺麗に見せるためのアレンジ方法を習得するのがレッスンの目的になります。
基本の技術さえ習得してしまえば自由にアレンジが可能ですし、枯れない特殊なお花ですから、ある程度保存もききます。
ある派遣で働いている女性は、練習を兼ねてアレンジしている作品を家に置いておくだけではもったいないので、派遣先の受付に飾らせてもらっていて、皆さんに喜ばれているそうです。その評判がよく、送別会の時などには、注文してもらえるそうです。
趣味でやっていることが仕事先の皆さんにも喜んでもらえて、円滑な人間関係にもつながりますし、なんといっても制作しているときには、集中しているので何もかも忘れて打ち込める。そんな時間を過ごせるのもとてもいいことですよね!