30歳以上の転職
みなさま、こんにちは！
横浜市金沢区の人材派遣会社大成ERCのブログ担当佐野です。
今回は転職の年齢層や30歳以上で転職を考えるときに必要なことについてみていきます。
年齢を重ねるにつれ、『年齢に見合った能力か』というのは重要視されるようになります。
転職は「35歳が限界」と言われていましたが、近年では転職の平均年齢は上昇傾向にあるようです。
＜ポイント＞
30歳以上の転職
転職成功者の平均年齢
求められるスキル
30歳以上の転職
ここ十数年の間に、転職者の平均年齢は上がってきました。
理由として挙げられるのは「少子高齢化」です。
20代の人材を採用しにくくなり、30代以上の人材を採用したいという企業が増えています。
人材育成にかけられる経費や時間がない企業では「即戦力」となる人材が人気、ということも平均年齢が上昇している理由のひとつです。
また、定年の年齢も60歳から65歳以上にする企業も増えています。定年が上がると相対的にみて「35歳」という年齢が若手に近づくこともあり、35歳以上の転職難易度を下げてくれます。
年齢が転職を難しくする、ということは一昔前よりも低くなってきているようです。
特に、経験を問われるような専門的な職種であれば、今まで培った経験やスキルがとても大きな武器になります。
転職成功者の平均年齢
パーソナルキャリア運営のdoda（デューダ）が、約20万人のデータを基に算出した「転職成功者の年齢調査」の結果を発表しました。（調査実施期間：2007年7月～2019年6月）
その結果、転職した人の平均年齢は31.7歳でした。
男女別にみると、男性は32.6歳、女性は29.8歳となりました。
2018年上半期の平均年齢は31.6歳でしたので、やや上昇しました。
2008年から上昇傾向にあり、10年ほど前までは20代のうちに転職することが一般的でしたが、現在では30歳以上でも普通に転職しています。
今後も上昇傾向は続くと予想されています。
求められるスキル
30歳以上で転職となると、先でも述べたとおり「即戦力」を期待されます。
「未経験可」と記載されていても落とされることもあります。
新しい業種へ挑戦となると、これまで培ってきたキャリアの活かし方をうまくアピールする必要があります。
例えば「この業種は初めてですが、今まで○○○をしてきましたので応用できます」というように未経験でもカバーできるような意気込みをアピールしましょう。
企業が求めるスキルがあれば、年齢は関係なく転職することができます！
転職市場では「専門スキル」と「ポータブルスキル」の２つが求められます。
専門スキル
特定の分野における知識・技能のことを、専門スキルといいます。
＜例＞
エンジニア･･･プログラミングスキル
事務職･･･会計知識
Webデザイン･･･ディレクション
ポータブルスキル
業界問わず活用できる社会人の基礎能力のことを、ポータブルスキルといいます。
＜例＞
コミュニケーション能力
問題解決力
論理的思考力
マネジメント能力
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