人気動物の餌代っていくらなの?
みなさま、こんにちは!
横浜市金沢区の人材派遣会社大成ERCの鶴田です。
ネットニュース等で得た興味深い情報を、簡潔にまとめて配信するシリーズ。
今回は人気動物の餌代についてです!
上野動物園で、餌代が最も高い動物とは?
結論から申しますと、ジャイアントパンダです。
ジャイアントパンダが竹・笹を食べるのはよく知られていることなので、一見草食動物のように思われますが、実は食肉目クマ科に分類される肉食性の強い雑食動物の仲間なのです。
上野動物園の最新の資料によると、ジャイアントパンダの餌代は1日あたり何と約1万1000円。
1ヶ月30万円以上なので、年間だと…毎年新車が買えますね。
そして、アジアゾウ(9,127円)、キリン(4,415円)、ライオン(1,369円)と続きます。
日本人に置き換えると単身世帯の場合、1ヶ月の食費は男性が約4万円、女性は約3万円と言われています。
これには外食や酒代等も含まれており、平均値は1,296円になるそうです。人気者故に餌代も半端でないですね。
これらの金額の9割は、伊豆から竹を週2回調達する為の運送費です。
入荷した竹は低温で貯蔵し、毎日水をかけて鮮度を保ちます。
静岡県伊豆半島の竹林で採取したモウソウチク、マダケ、ヤダケ、シノタケ、クマザサの5種類の竹を毎日50kg与えています。
通常ジャイアントパンダの1日の食事量は凡そ20kgですが、昨日までモウソウチクを好んで食べていると思ったら、今日はマダケを欲しがるといったことがあるので5種類の竹を余分に与えているのだとか。
更にパンダの消化器官がやはり肉食動物に近い為、栄養分が20~30%ほどしか消化することが出来ず、大量に与える必要があります。
なお、パンダが食べ残した竹はアジアゾウの餌としても利用されているそうなので、廃棄されることはほとんどないようです。動物園に足を運ぶ機会がございましたら、思い出して貰えますと幸いです。
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