仕事を探していると、アルバイトやパートの募集よりも派遣社員の方が高時給ということがよくあります。
仕事の内容的にはアルバイトやパートの人たちの募集と変わらないのにどうしてなんだろう？
もしかしたら、派遣社員は特別なことをさせられちゃうのかな？なんて不安になったことはありませんか？

しかし、そういうわけではありません。
同じ業務をするのに、派遣の時給の方が高いのには理由があります。

【人件費を抑えられる】

雇い入れる企業にとっては、アルバイトやパートを雇うよりも派遣社員を雇ったほうが、人件費を抑えられるため、時給を高く設定することができるからです。アルバイトで人を雇おうとすると、まず求人募集の広告を出すための広告費や面接会などでかかる人件費など、アルバイトを雇うまでの過程でお金がかかります。
派遣社員なら派遣会社と契約すれば、広告費をかけることなく、優秀な人材を確保し就業してもらうことができます。

【社会保険など支出を抑えられる】

直接雇用のアルバイトやパートには社会保険や雇用保険などを会社が負担することになり経費がかかります。
派遣社員の保険などは派遣している派遣会社が負担することになります。そして有給休暇も派遣会社から支給されるので、派遣先企業は負担する必要がありません。

このように、企業にとっては派遣社員を雇うことによって、給与以外に出て行く支出を抑える事ができるのです。このようなメリットがあるからこそ派遣社員が多く雇われているのです。

もちろん、時給だけがすべてではありませんが、労働者として同じ仕事をするなら、少しでも時給が高い方がより魅力的ですよね。

派遣社員という働き方は、色々な利点がありますので、いいとこ取りをして、自分の都合に合わせてうまく利用して頂きたいと思います。